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−第1回 実物投影機はとっても便利 (2013/6)−

(1) 実物投影機とは?

 右の写真のような物です。場面によって、「教材提示装置」、「書画カメラ」とも呼びます。
 最近では、小さく折りたたんで簡単に運べる「モバイルタイプ」というものも出てきました。(約10cm×23cm、590g!) プロジェクタともワイヤレスでつながります。今後の普及が期待されますが、このページでは現在、一般的に使われているものについて紹介します。

(2) 準備

 用意するのは黄色のケーブル一本です(コンポジット端子)。アナログのテレビとビデオをつなぐ時に使う、「黄・赤・白」の3本が1本にまとまったものでも代用できます(黄色だけをつなぐ)。

 右は、実物投影機とプロジェクタの背面を拡大した写真です。黄色は黄色につなぎます。プロジェクタの赤と白(音声端子)が余りますが、そのまま開けておけばよいです。

 これでできあがり。あとは黒板に白いマグネットシートを貼って、それぞれの電源を入れるだけです。
 「白いシートは重くてかさばる」という場合は、障子紙の裏にマグネットシールを貼ったものでも代用できます。軽くてお手軽です。

 「そもそもプロジェクタの準備が大変」、「プロジェクタが教室にない」という場合は、テレビにつなぐとよいです。やり方はさっきと同じ、「黄色は黄色につなぐ」です。
 電源を入れるだけの準備いらずでとてもお手軽、おすすめです。「手軽」というのも、ICT活用では大切なことだと思います。

(3) 使ってみよう! 〜便利な使い方例〜

★夏休みの写真を持ち寄って思い出発表会
 →3〜4コママンガで表現させても楽しいです。

★算数の教科書の図表を黒板に投影(右写真)
 →クラスみんなで、資料を共有することができます。

★撮った写真や画像をSDカードを介して投影(右写真)
 →子どもに見せたい画像をあらかじめSDカードに入れておき、SDカードを実物投影機にセットすれば、パソコンなしでスライド形式のプレゼンができます。

★カメラ代わり
 →SDカードを入れておけば、ボタン一つでカメラのように静止画像を記録することもできます。

★拡大機能で、虫やメダカなどの小さな生き物を観察
 →ふ化したばかりのメダカを、シャーレごと観察したり、虫かごにくっついたモンシロチョウのさなぎを観察したり。
 さなぎがぴくりと動くと、子どもたちから歓声が上がります。

★子供の姿を写すと大きな鏡に(右写真)
 →ビデオカメラを置いているようなイメージです。アイデア次第で様々な活用法がありそうです。