共に学ぶ活動を通して
情報活用能力を育成する学習の探究



本研究部では,平成23年度より,学習課題を解決する過程で,情報を収集し,それらを交換したり,整理・加工した情報を共有したりする様々な情報の交流を行うことを通して,情報活用能力を育成する研究に取り組んできた。その結果,一連の学習の中で交流の場を設けることが,自らの気付きや考えを深める上で有効であることが分かった。
 また,平成24年度の研究において,情報を収集する場面や情報を加工する場面において,意見を出し合ったり,集めた情報を見比べたりする交流を行うことは,新たな気付きを生み出したり,考えを深めたりする上で有効であることが分かった。
 上記の研究成果を基にし,今年度は,さらに,情報の交流による学び合いを通して,自らの気付きや考えを深めることができる学習を探究していくことにした。



どの場面で,どのような情報の交流を行うことが有効であるかを考え,各学校で積極的に活用できるような情報活用能力の育成につながる実践を探究する。