■平成28年度 研究主題■
 
自ら考え、自ら学び、たくましく生きる力を育む情報教育
−ICTを活用した授業づくりと情報活用能力を育む授業づくりを目指して−
 
研究主題について
 子どもたちが将来をよりよく生活していくためには、社会の変化を受け身で対処するのではなく、主体的に向き合い、自らの力を最大限に発揮することが必要です。そのため、学校教育では、子どもたち一人一人の可能性を伸ばし、新しい時代に必要とされる力を育成することが求められています。このような状況を踏まえ、本研究会では、「自ら考え、自ら学び、たくましく生きる力を育む情報教育」と研究主題を設定し、子どもたちの情報活用能力の育成について研究に取り組んでいます。
 本年度は、これまでの研究成果と今日的課題を踏まえて、子どもがICTを活用して自ら考え、自ら学ぶことができる授業づくりや、子どもの情報活用能力の育成を目指した授業づくりに取り組みました。とりわけ、判断の根拠や理由を示すことや適切な資料と関連付けるなどして自分の考えを説明したり、多様な相手との対話や協働から自分の考え方を広げたりする子どもを育てることに重点を置き、ICT活用研究部と情報活用能力研究部の二つの部会で研究を進めました。
 ICT活用研究部では、子どもがICTを活用して主体的に学習に取り組むことができる授業づくりについて研究しました。
 情報活用能力研究部では、子どもの情報モラルを含めた情報活用能力の育成を目指し、発達段階や社会状況に応じた授業づくりについて研究しました。
 両研究部の取り組みや研究成果については、各ページをご覧ください。