■令和元年度 事業部■
 



 
第1回研修会 活動報告(報告者:稲生小学校 望月 武)
活動日時  令和元年6月26日(水)18:30〜
活動場所  浄心中学校
参加人数  26人



 
 
◆ 活 動 内 容 ◆
 
@ あいさつ(諏訪小学校長 安保 利秋先生)
 タブレットを活用した授業の有効性や、情報教育に携わる一員として、職場で果たす役割などについてご示唆をいただいた。
A 模擬授業1(講師:稲生小 望月 武)
 まず、新学習指導要領における授業の在り方について説明が行われた。これまでの教え込み型一斉授業ではなく、子どもたちが対話を通じて思考力や判断力を駆使する授業を行うのが望ましいとのことだった。
  次に、タブレットの機能を生かした授業展開が紹介された。メダカのオスとメスの違いについて、「スポット機能」を生かしてその特徴に気付かせるといった授業の流れが紹介された。
  最後に、児童が跳び箱運動に取り組む様子と手本となる動画を「動画比較機能」を使って、比較する事例が紹介された。コマ送りで再生もできるので、細かいポイントも比較できるとのことだった。
B 模擬授業2(講師:矢田小 山内 彰一)
  「書き込み機能」を使って写真を焦点化する事例が紹介された。タブレットに付属しているカメラで撮影したスーパーマーケットの店内の様子から、見付けた店の工夫を丸で囲んで拡大し、発表するといった授業展開が紹介された。
  最後に、学校放送番組の教材を使った授業展開が紹介された。動画再生や一時停止、画像の拡大といった誰でも簡単に操作できる機能を使っても、十分に教育的効果が高い授業が行えるとのことだった。
C グループに分かれての交流
 情報教育に携わっている者として、校内で困っている事例についてグループで意見交流した。情報機器の管理方法や、効果的なICT機器の活用方法など、様々な意見が出された。出された意見については、講師がそれぞれ専門的な見地から適切なアドバイスをした。
<参加者の声>
 ○ 学校で早速やってみたいことがたくさん見つかりました。
 ○ タブレットを使ってみようという思いがわいてきました