■令和元年度 事業部■
 



 
第1回若手研修会 活動報告(報告者:稲生小学校 望月 武)
活動日時  令和元年9月18日(水)18:30〜
活動場所  稲生小学校
参加人数  16人



 
 
◆ 活 動 内 容 ◆
 
@ 講演(白鳥小:大口 泰貴先生)
 若手教員が悩みがちな学級経営や日常の生活指導について、先輩教員の立場から講演していただいた。
 始めに、学校教育目標とは、学校長が学校運営を行う際の基本方針であり、学校教育はそのグランドデザインに基づいて計画されるべきであるとの話があった。
 次に、グランドデザインに基づいた学級目標の設定の仕方について話があった。学級目標には、担任の思いを明確に示すべきであるとのことだった。また、ご自身の例を挙げ、学級目標とは具体的にどのようなものであるべきか、示唆をいただいた。
 また、授業研究の在り方についても講演していただいた。「授業研究とは自分のためでもあり、子どものためでもあることや、未来を担う子どもを育成するという点では社会貢献なのだ」という話に感銘を受けたというエピソードや、名古屋市教育研究員として学んだ授業研究の進め方について、熱く語っていただいた。
 最後に、新学習指導要領で学習の基盤となる資質・能力の一つとして明記された「情報活用能力」について、授業の流れを例に挙げ、「主体的な課題設定」「見通しをもった課題解決」「学びの振り返り」といったこれまで名情研が行ってきた研究が情報活用能力の育成に大いに生かされることを指摘し、今後も積極的に研究に取り組んでほしいと述べられた。
A 交流会
 様々な経験年数が混じるようにグループを構成し、若手教員が日頃悩んでいる事柄について話し合った。研究とは少し距離を置き、先輩教員が様々な立場から親身になってアドバイスを行う姿が見られた。
 
<参加者の声>
○ みなさんから意見をいただけて、参考になりました。来て良かったです。
○ 意見交流でも、先輩の先生が中心となって話を振ってくださりました。
○ 話のしやすい雰囲気でとても勉強になりました。 ありがとうございました。
○ いろいろ話ができて、有意義な会でした。最後の意見交換会がよかったです。ありがとうございました。
○ 語ることで自分を振り返ることが出来て、今後に生かせる内容でした